システムトレードというとバックテストとイコールという方も多いでしょう。
バックテストは過去のデータであるという落とし穴があります。
たしかに便利ではあるのですが。
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あなたの投資を自動化します。
オートマチックトレード
松村博史
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・大いに期待されるバックテスト
しばしばオートレはバックテストできないのかとの問い合わせをいただきます。
他のシステムトレードツールを使われたことのある方なら、その気持ちわかります。
オートレはどなたでも比較的簡単に自動で注文ができることに着眼点を置いています。
バックテストについては後回しになっていました。
逆のパターンもあります。バックテスト出来るツールが自動売買に対応したというような。
この場合、使いこなすにはプログラミング言語を習得する必要があります。
つまりどなたでも簡単にというわけには行かないという事です。
一長一短ですね。
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・バックテストはバックテスト
バックテストが熱望されていることは認識しつつ、その上でバックテストについて
私なりの意見を述べさせて頂きます。
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バックテストはトレードルールの有効性を検証する時間を短縮できるという意味では
たいへんありがたい機能です。
ですが検証の時間を短縮できた結果、ひとつひとつの取引の過程を見ずに結果だけを
見てしまう傾向があります。
それに比べてリアルタイムでの検証は時間こそかかりますが、毎日チャートを見て
自分のイメージと取引のタイミングがあっているか確認することができます。
またタイミングはイメージ通りなのに結果が伴わない場合、修正が容易です。
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バックテストは過去の値動きを参照しているもので未来の値動きを見ているものではありません。
世の中にはバックテスト職人と揶揄される人々も存在し、バックテストではいい結果を出せるけどリアルではちっともということもあります。
これは過去のチャートを見ているので、値動きを知った上でルールを作るからです。
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私はシステムトレードといえども、見ているチャートの向こう側には相場に参加している人たちがいるということを忘れないで欲しいと思っています。
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価格は相場の参加者の心理が決めるのであって、過去のデータが決めるのではありません。
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毎日毎日、自動売買の練習をして納得できるものができたら、注文は機械に任せてしまうこういうことではないかと思います。
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バックテストは無駄と言っているわけではありません。
リアルタイム検証はそれはそれで重要なのですと申し上げております。
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・私だけではなかった
実はこれは2015年4月20日に書いたものなのですが、時を同じくして同じようなことを言ってらっしゃる記事がありました。
チャート分析はあくまでも過去の記録にすぎない。
チャートのみに頼るトレードは、
野球でいえば、ボールが通り過ぎてからバットを振ろうとするようなもの。
自動車でいえば、バックミラーを見ながら運転しているようなもの。
チャートは参考にはするものの、基本的にはあまり信用しない。
相場はどちらにも動く。
このかた結果が伴っていますので説得力がありました。
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・終わりに
私の意見も含めてご参考まで。


