暗号通貨LUNAに起こったこと

このブログで暗号通貨について書くのは初かも

職業柄、興味を持って暗号通貨を見ています。

通貨毎の時価総額ランキングは毎日見てますしね。

インターネットで自動取引できそうなものはなんでも取り組む姿勢
オートマチックトレード
松村博史

話せば長くなるのですが

私が暗号通貨に興味を持ったのは、マウントゴックス事件が起こる以前の事です。

2014年2月に事件が起こっていますので2013年には興味を持っていました。

2011年の東北大震災以降、証券業界は冬の時代でした。

そして私は私たちのシステムがなかなか証券会社と公式に接続できないことに業を煮やしていました。

当時はスクレイピングという技法で非公式に接続し、自動注文を実現していました。

そのころ暗号通貨の存在を知り、調べると自分で取引所ができる。
(暗号通貨の取引所は証券業界の証券会社の役割も兼ねています。)

そのことを知った私は、取引所を立ち上げるべくコードを書き始めました。

ところがです。その数か月後にマウントゴックスの事件が起こりました。

テレビで大々的に報道され、私はこれで2年は仮想通貨の時代はこないなと思いました。

今思えばこの判断は間違っていたんですけど。

2014年の始めに大きな事件があったにもかかわらず、2015年にはコインチェックが暗号通貨の取引所サービスを始めました。

そして目を見張る取引高を記録して行ったのです。

私は目まぐるしく動く板情報を見て、相当数のユーザーがいるなと思ったものです。

その時は取引所を立ち上げるプロジェクトを辞めてしまったことを悔いましたね~。

そんなこんなで暗号通貨には興味を持っていたし、その動向は常にチェックしています。

私は暗号通貨に興味があって動向は常にチェックしていますが、いいとも悪いとも言っていないことは覚えておいて欲しいです。

どんな投資商品でも、ある人にとっては有益に働くことがあるけど、ある人にはそうでもないということはよくあります。

なので投資は自己責任でお願いしますね。

2022年5月上旬に価格が暴落しその価値が99.99%無くなってしまったLUNAという暗号通貨があります。

この事実だけを見たところ、暗号通貨ってそういうことが起こるんだよな。怖いな。って思います。

しかし、よくよく事情を調べてみると、

これはシステムの穴をついた巧妙なやり手がいて、LUNA運営者がまんまとはまってしまった結果だったということがわかっています。

システムの穴を突いた手法。

FXがインターネット取引できるようになったころにもありました。

FXは24時間取引なのですが、システムのメンテや立ち上げ直しのために止める時間があるというFX業者さんがいました。

システムの穴だったのですが、止めた後必ず止める前より高い価格で始まる。

そのことに気づいた人が、手動ですが毎日それをやり続けたんです。

そりゃ利益を得れますよね。

しかし、その状態は長く続きませんでした。

それでも半年から1年くらいはあったのかな。

彼は若くして財を成していましたから。

システムに穴があることに気づいた業者さんはシステムを修正しました。

こういうことなんですよね。

LUNAのシステムにも穴があった。

それを巧妙に突いた集団があった。

個人レベルではなく、かなり用意周到に何十億円レベルで。

売りが売りを呼ばざるを得ない状況に陥り

LUNAの価値は無くなってしまった。

LUNAだけなくなったのではなく、他の暗号通貨も引きずられました。

ビットコインは35%下落し、イーサリウムも40%以上下落した。

ここで暗号通貨は終わってしまったという判断をした人たちもいます。

いや、長期で見ればまだまだ上がるという判断をしている人たちもいます。

6月2日現在。

ビットコインは5月以降の最安値から17%もどし、5月の高値から見ても20%下落の水準。
イーサリウムは同じく13%もどし、34%下落の水準です。

さぁ、これから価格はどうなりますかね。

私は、システム屋として見つかった穴は必ず塞がれるし、悪さもできなくなっていくと確信しています。

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オートレ松村 について

オートマチックトレード株式会社 Automatictrade.Inc 機関投資家が行なっている自動売買も個人投資家も必要になる時代がくるとの思いから2006年自動売買関連システム専業のシステム開発会社を立ち上げる。 以来、個人投資家に自動売買サービスを提供する一方、証券会社のサービスの構築、証券会社とAPIを通じたコラボレーション、証券取引所から相談を受けたりなど、自動売買業界の先駆者として活動している。
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