売買ロジック、9時に売ったり買ったりしてみる 新たなルール

4月22日にブログで書いた9時に売ったり買ったりしてみる

思いのほか成績が悪くて凹んでおりました。

しかしトラックレコードを眺めていたら、法則を発見しました。

ダメでもともと、勝負は下駄を履くまでわからない
オートマチックトレード
松村博史

思いのほか勝率が悪かった

9時に売ったり買ったりしてみる

ストーリーは完璧、わくわくしながら検証していた取引ルールでした。

ところが、

5連勝のあとに意気揚々として始めた実売買でいきなりのロスカット。

何かの間違いと続けるものの、また三連勝のあとロスカット。

次の日、ロスカット。

もともとコツコツドカンはわかっている取引ルールだけに、勝率だけが頼り。

それなのに、実売買を始めたととたんに勝率50%って。

さすがに一度自動売買を停止して、デモ取引で検証しなおしです。

その後もしばしばロスカットが出ます。

ところが現在は8連勝中。

悪くないのかなぁ。でもロスカットが出ると数日分の利益が飛ぶしなぁ。

もっと勝率がよくないと続けられないぞ。

と思いながらも取引履歴を見ているとある法則に気づきました。

利益確定は9時から数分後

反対にロスカットは9時から数十分後です。

前回、9時という時刻にこういう意味を持たせました。

9時という時刻は個別株の取引が始まる時刻です。

この時間からしばらくは参加者がすごく多く、日中は少し参加者が減って、また15時の終わりかけに増えます。

参加者が多いということは、一方通行に値動きすることは考えにくく、しばらく方向感なく上下に値動きするのではと想像することができます。

なので利益確定の幅を少なめにしておくと、利益が取れる確率は高いということになります。

しかしながら、昨夜のNYが暴落したとか、なにかの理由で一方方向に値動きすることも有ります。

そして損失になるときは来るのです。


ロスカットは数十分後という取引履歴を見て、気づきました。

ストーリーは9時からの参加者が多い時間を想定しているにもかかわらず、その時間帯を過ぎても保有しているということは期待しているストーリーから外れていると。

そうです。ストーリーを外れたら期待している事象は起こらなかったのであって、その後に期待通りのことが起こる確率は50:50のギャンブルになっているのです。

ある条件を入れてみる

想定時間内で利益が取れるという思惑を外れたということで、エントリーから一定時間が経過したらという条件をいれエグジットします。

この新ルールを加えてまたしばらく追いかけてみます。

バックテストではこんな法則に気づきにくい

毎日毎日取引結果をみているから気づくこともあります。

わたしはその時その相場で起こっている人間の心理に気づいて試してみるという、理論派的アプローチが好きです。

今後はAIの心理になるのかもしれませんけど。

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オートレ松村 について

オートマチックトレード株式会社 Automatictrade.Inc 機関投資家が行なっている自動売買も個人投資家も必要になる時代がくるとの思いから2006年自動売買関連システム専業のシステム開発会社を立ち上げる。 以来、個人投資家に自動売買サービスを提供する一方、証券会社のサービスの構築、証券会社とAPIを通じたコラボレーション、証券取引所から相談を受けたりなど、自動売買業界の先駆者として活動している。
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