促成栽培とバックテスト。 功を焦ると、その後の恵みを台無しにしてしまう

先日畑仕事を手伝ってきました。

義父が8年かけて作った土はふわふわのふかふか。

肥料は有機のみ、ほぼ無農薬で育てている畑です。

これとシステムトレードのバックテストがリンクしてしまった私です。

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オートマチックトレード
松村博史

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今日はわかりにくいかもしれません。

たまにあるんです。こういう突拍子もない物同士がリンクしてしまうこと。

戯言と思いながら読んでください。

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作物の収穫までって時間がかかるんですよね。

今回はじゃがいもを植えてきました。

まず耕します。 そのあと種芋を置く予定のところを掘り下げます。 これが大変。土は重いです。

そして種芋を等間隔に置いて、上から土をかけます。

これでようやく準備が完了です。

ここからは毎日、草は生えていないか? 目が出てくれば水は足りているか、 病気になっていないか、収穫までずっとチェックするわけです。

ここを急いではいけません。

早くじゃがいもが大きくなるように、成長促進剤を撒いたり、草が生えないように除草剤を撒いたりはいけません。

土の中の微生物がいなくなり、ミミズがいなくなり、しまいには土が痩せていくことになります。

痩せた土は作物が育ちにくいですから、また化学肥料を入れたり、促進剤を撒いたり。

悪い循環が出来てしまうんですね。

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これは本質を見誤ったばかりに起こった悲劇です。

功を焦ったがばっかりに、その後数年の恵みを台無しにしてしまう。

でもありがちなんです。

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面倒だけど、毎日作物を見ていると、土の中の状態までわかるようになってくるらしいです。

水が足らないな。 追肥のタイミングかなとか。

また天気は毎年同じではありません。

それも何度か経験すると、対処の仕方がわかってくるらしいです。

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バックテストはこれに似ている気がします。

相場の本質がわからなくてもバックテストで好成績を出す人はいます。

我々はバックテスト職人と呼んでいます。

プログラムをかける人が多いですね。得てして相場の経験は浅い人が多いのも特徴です。

作物を育てるのにバックテストを要望する人なんていないですよね。

出来ないと思っているからなんです。

そのうち農業シミュレーターなんてのができると農業のバックテストができるようになるかもしれません。

えっ複雑すぎてできるはずない?

ですよね。土の状態、天候、これだけとってもシミュレーションなんて出来るのか?となります。

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気づいていただけましたでしょうか?

相場もほぼ同じこと。 実は複雑なのに、なまじ数値が出ているから簡素化できてしまう。

簡素化するとバックテストが出来てしまいます。 ある特定モデルでね。

バックテストが出来てしまうけど、本当はそれには投資の本質なんて含まれていなくてただの数字遊びなんですよ。

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私の持論はバックテストは自分の思ったところで注文が出ているのかどうかを確かめるためには有効だけれども、その成績は全く当てにならないということです。

だから、相場を知らない人は自動売買をやっちゃいけません。

ここまで読んでヘコみました?

ヘコむ必要も無いです。

だれでも最初は初心者なんです。

何かを始めようとした時、今、今が一番速いタイミングなのです。

明日になれば1日、来年になれば1年、それだけ進むのが遅くなるということです。

初めての方は今日から、すでに登録されている方は今日もまた、自動売買で収益のでるようなルール作りに励みましょう。

そんなあなたを応援します。

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オートレ松村 について

オートマチックトレード株式会社 Automatictrade.Inc 機関投資家が行なっている自動売買も個人投資家も必要になる時代がくるとの思いから2006年自動売買関連システム専業のシステム開発会社を立ち上げる。 以来、個人投資家に自動売買サービスを提供する一方、証券会社のサービスの構築、証券会社とAPIを通じたコラボレーション、証券取引所から相談を受けたりなど、自動売買業界の先駆者として活動している。
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