日本経済新聞電子版で読んだこの記事が衝撃的でした。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF28H11_Y5A820C1EE8000/
日本人が投資で資産を増やすことができると海外マネーを国内に取り込んでいるということなんです。
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松村博史
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日本取引所、海外投資家の売買審査で専門組織
- 2015/8/28付
日本取引所の自主規制法人は28日、海外投資家の株式売買を専門に監督・審査する「国際審査室」を9月に新設すると発表した。海外勢は東証1部の売買代金の約7割を占める。コンピューターの自動売買による超高速取引の拡大など取引が複雑さを増しており、8人体制で海外勢の注文動向を重点的にチェックする。海外の規制機関とも連携して不透明な取引の監視を強める。
これまでは、売買審査部のスタッフが国内投資家の注文も海外の注文もあわせて審査していた。
最近は複数の証券会社を経由して注文を分散させるなど取引の実態が見えにくくなっている。証券取引等監視委員会は3月、相場操縦で英領アンギラの投資会社に課徴金を勧告した。国境を越えた取引をどう監視するかが課題になっている
海外勢が大勢を占めるとそうでなかった時と大きな違いが出てきます。
投資家は小口と大口に大別され、大口の投資家、いわゆる機関投資家には生保、年金基金、などが含まれます。
日本の機関投資家は日本の経済衰退を望むことはないですから、株価は上がるという方向にどうしても思い入れが入ってしまいます。
なので簡単に売るという判断はしません。
売るとしても切羽詰まってから売ります。
ギリギリまで粘るんです。 最近はそうでもないかもしれませんけど。
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それに対して、海外勢は日本の市場なんか知ったこっちゃない。
自分たちの利益優先で考えますから、儲かりそうなら売ります。
むしろ、売りを仕掛けて、日本の投資家が狼狽売りをして一服ついたところで買い戻すなんてことも平気でするでしょう。
この精神性と、東証のアローヘッドという超高速取引システムと、海外機関投資家のアルゴリズムトレードシステムが重なって、株価の乱高下が引き起こされるのです。
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さて海外勢が多いということを嘆いていても始まりません。
そんな状況の中、我々個人投資家はどのような取引ルールを構築すればいいのか、考えてみましょう。
状況1 世界経済に不安材料が少ない場合
正直今回日本の株価が21,000円近くまで上がった理由は、安倍さんが株価上げますから日本に投資しても大丈夫ですよって演説してきてからです。
2013年9月25日ニューヨーク証券取引所にて「Buy My Abenomics」と発言。
そりゃそうでしょ。下がりそうになったら日銀が買うっていうんだから、これほど安心して買えることは無いじゃないですか。
日銀はETFを3兆円買うと言って約2兆4000億円まで来たところです。
日銀がETFを買っていることは日銀のWEBサイトでも公表されています。
http://www3.boj.or.jp/market/jp/menu_etf.htm
それにいち早く乗っかったのが海外勢です。
2013年2014年と海外勢が大きく買い越ししている中、日本勢はまだ疑っていて売り越していました。
2015年4月でもこんな感じ
こんな時は、我々個人投資家も買い一辺倒で大丈夫ですよね。
自動売買取引ルールも、買いのエントリー条件は緩めに、売りのエントリー条件は厳しくしましょう。
買いのエグジット条件は利益を大きく取り、売りは手早く手仕舞いましょう。
ブレイクアウト戦略も機能するでしょうね。
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状況2 世界経済に不安材料がでたとき
6月のギリシャ問題あたりから雲行きは怪しくなってきていましたね。
コツコツあがってドカンと下がります。
こんな時は、どちらも難しいです。
デイトレードのオープニングブレイクアウトはまず通用しないでしょう。
スイングの売りでうまく行く取引ルールを見つけられるかどうかというところです。
売りに偏った戦略でも通用するんじゃないかと思います。
そして、こういうときはあまり損切りを小さく取ると、すぐやられます。
なので、エントリーを厳しくして自信のあるところだけ入るようにしたほうがいいです。
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自動売買といっても同じものを使い続けるのではなく、入れ替えながら使ったほうがいい。
いわば、自動と手動のハイブリッド。
2015年の自動売買の正解は、間違いなくそういうことです。
将来、自動で切り替えるようなタイプのものも出るかもしれませんが、今は人間が切り替えるしか無いです。
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オートレはデモ取引無料ですから、やり続ければ必ず見つかると思います。
また報告しますが、いい結果を出している方々が登場しております。
次はあなたの番かもしれません。
そんなあなたを応援します。
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