8月11日から、中国が人民元を切り下げました。それも3日連続。
それを受けて、日経平均は13日に2万円割れ寸前まで落ちました。
そこから3営業日。日経平均はほぼ元の水準に戻っています。
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松村博史
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何が起こったのか?
この世界的につながっている経済の中でそんな勝手なことできるの?
まさにそういう印象でした。
日本に住んでいたら、為替って自由に取引されて需要と供給の問題で価格が決まるように思いますよね。
ところが中国ではそうはなっていない。元(げん)の取引価格は人民銀行が決めています。
毎日提示する交換レート=基準値から、上下2%の範囲に限定されているということなんです。
この基準値の計算式が公表されていなくて、勝手に決めている感じなんだそうです。
そしてここのところドルの動きに合わせて、上げてきたそうなので円やアジアの通貨に対してかなり高くなってきていたんですね。
そうなると、中国の輸出企業が打撃を受けだす。
円が80円台という円高の時期、トヨタをはじめとする輸出企業が苦しんでいたのと同じです。
日本で200万円のカローラがアメリカに輸出すると為替の影響と関税も相まって300万円とかになる。
それでは売りにくいです。
同じことが今の中国で起きていて、アジアに輸出しにくい。日本にもですけど。
そこで、人民銀行が勝手に基準値の引き下げです。
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市場は敏感に反応しました。
でもこの値動き、私は不自然だと見ていました。
おそらくヘッジファンドが仕掛けたんでしょう。
初動をヘッジファンド数社が仕掛けた。
嫌なニュースがあるので一般の投資家も追随してしまった。
ヘッジファンドの思惑通りに事は運んだということでしょうね。
ヘッジファンドは空売りして、価格が下がったところで買い戻し。で利益。
さらに価格が下がったところで買って、今また大きな含み益を持っていると。
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こういう一過性の時は慌てないことです。
戻ると信じて仕掛けるのもありです。
その場合はそのまま行ってしまう可能性もありますから、ポジションを持ったら損失限定の逆指値は入れておきましょう。
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ちなみに、私はトレトレ225というものを試しておりまして、この騒動では大きく利益を取れました。
設定は仕掛け60円、利食い60円、損切り1000円です。
これを買いだけやっています。
もうちょっと安全性が確立されたら、多くの方に使っていただきたいと思います。
それまで自ら試してまいります。
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