どうして投資をしようと思ったかって?
それは60歳になっても個人事業主をしているかって考えたから。
36歳のときでした。
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あなたの投資を自動化します
オートマチックトレード
松村博史
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私は一部上場の機械メーカーを退職し、27歳の時から中小企業の業務ソフトウェアを制作する個人事業をしておりました。
販売パートナーのお陰で顧客は徐々に増えていましたが、それに伴って悩みもでてきました。
当時、コンピュータはネットワークにつながっておらず、それぞれ単体として働いていました。
もっとも進んだものでも2から3台のパソコンを連動させるというものでした。イントラネットというやつです。
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私の作ったシステムはインターネットにつながっているわけもなく、遠隔操作など夢の夢の話でした。
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そういえば未だ一社、頑なにネットに繋ぐことを拒んでおられ、メンテナンスは現地でというお客様がいらっしゃいます。
最近はUSBメモリにまるごとコピーして頂いて送り合うことで対処している時もあります。
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そのような状態ですから追加要望をお聞きするときは、現地に行かざるを得ないわけです。
お客様が10社を超えた時、このまま行くと20社が個人事業として目の届く限界だと気づきました。いや、既に月に一度も訪問できていないお客様もある。案外早く限界は来ると思いました。
またデジタルの成果物は腐らない(消耗品でない)ことにも気づきました。使い勝手の良いものを作ってしまうと、新しい要望ができるまでリピートが無いのです。
受託開発の難しさを小さいながらも感じていました。
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やり始めて3年目にはインターネットサーバー事業に目を向けていました。この事業なら月ごとにお客様から代金をいただける。
そう思って当時日本には全く書籍のなかったLinuxに目をつけ独学で技術を習得しました。
インターネット環境はというとダイヤルアップが当たり前で、夜11時から朝6時までつなぎ放題のテレホーダイというサービスを利用して英語の情報を読みまくった思い出があります。
そうこうしてインターネットサーバー事業を立ちあげたはよかったですが、最初は失敗の連続でした。
中でもサーバーを8時間止めた失敗のときはお客様の大半が解約をされ、もう辞めたほうがいいんじゃないかと思ったほどです。
でも、この失敗があるから次は同じ失敗をしないと考えを変え、続けました。ちなみに止めた原因は外国人によるアタックでした。
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それなりに仕事をこなしている時、ふと「自分はこのまま個人事業主を続けていくんだろうか」「60歳になったときの自分はどうなっているんだろうか」と将来の自分像を考える事が多くなりました。
コンピュータの世界は日進月歩です。毎年新しい技術がでてきてそれを修得するほうが生産性が上がります。自分の習得した技術が陳腐化していくのも考えものでした。
いつまでもシステム開発をやってはいないということはわかりました。
では何か?大きい企業のオーナーになっている。想像できません。 ひとりでも若者からのお金(年金ですね)をあてにしなくても生きていっている自分。それでいてそれなりに自由を満喫している自分。そんな自分を想像しました。
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なにをしよう。そうだ大学時代から興味のあった株をやって、引退までにスキルを高めてみよう。あのときは株の制度的に1000万円くらいなかったらなにもできなかったけど、ネット証券が始まり、株の制度も変更されて少額でも投資ができる環境が整ってきた。今なら始められそうだ。
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そのころには今よりまだ高かったですけどインターネット常時接続が手元の環境にありましたから、まずは証券口座の開き方という初歩的なことから調べ、勝つ人はどんなやり方をしているのかも調べてから私の始めての投資を行いました。
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資金が大きくないので資金効率を考えるとデイトレードということで、そこのやり方を重点的に調べてましたね。
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やってみると、すごく面倒くさいことがわかりました。
株を買うまでどの銘柄がいいのか絞りに絞り込みます。これに時間がかかります。
買ったら買ったで価格が気になります。不幸にもインターネットに繋がるパソコンの前で仕事しているわけです。上司がいるわけでもなく。
9時から15時はずっと価格を見ていて、場の終了後に休憩。17時から翌日の投資計画を練り、自分の仕事は夕食後から深夜3時ころ。
こんな生活が2ヶ月近く続きました。
これはアカンな。廃人になる。いつかお客様にも迷惑をかけるな。そう思いました。
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今でも付き合いのある仕事仲間にこのことを話すと「システムトレードというものがある」と教えてくれました。
ちなみにその仲間はスピードレッドの社長大山さんです。
システムトレードについて研究し、自分なりにルールをつくり毎日そのルールに合う株を注文する。
大勝もしませんでしたが大負けもしませんでした。
ルールが決まっているのなら発注行動は人間がしなくてもいいじゃないか。そんなツールは無いのかと必死で探しましたがありませんでした。
今でも無いのです。当時はなおさらです。
無いなら作ってしまえと作ったのがオートレの原型となるものです。
今ではオートレも何度もバージョンアップをしてかなり進化しています。
その話を当時つきあっていた仕事仲間15人ほどにし、同調してくれた仲間5人と立ちあげたのがオートマチックトレードです。
今日はここまで。
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