シリコンバレーで活躍するチャットワークCEO山本氏のトークイベントに行ってきました。
一番印象に残ったのが「ミスに寛容」
チャレンジすると必ずと言っていいほど失敗は付き物なので、私のためにある世界じゃないかと思ってしまいました。
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山本氏とは2011年ころからの知り合いで、主催されていたIT飲み会に出席していたというのがきっかけです。
2012年にはシンガポールIT飲み会の第1回にご一緒させていただき、事業の国外進出を強く意識させられました。
そもそもこの山本氏が日本標準で生きていないのでいろいろとぶっ飛んだ施策を自社で行っているのですが、もっとも驚いたのは社内に電話がない。
お客様とは全てメールで連絡して、電話でしゃべることはないそうです。
いろいろおもしろい話は聞いてきた中で我社で導入しているのは会議に参加するのは4人まで。
5人の時も有りますが、とにかく会議は少人数で、短時間で終わらせましょうということですね。
山本氏は2012年8月から米シリコンバレーに移住して活動されています。
移住って・・・
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お相手もかなり特徴的な御仁でした
私は存じてなかったのですが物流会の風雲児と目されている人物で株式会社PALのCEO辻有吾氏でした。
この方も日本人離れしていましたねぇ。
世界を股にかけて活躍されているそうです。当日もフランスの知人の結婚式から帰ってきたとことおっしゃってました。
でも人物紹介は割愛してしまいます。
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トークイベントのテーマは「世界に挑む会社の、一歩先行く働き方」ということでした。
まず、日本人は優秀だそうです。
識字率99.9%の環境と、英語が読めない人がいる環境。
マニュアルは字ではダメで、作業もとにかく簡単にしてしまわないとダメ。
しくみによる解決が、世界の当たりまえだそうです。
そして、日本人はほとんどの人が工夫できる。
困難があったときにトップからの指示がなくても、知恵を出してやりきってしまう。
こういうことも向こうではないそうです。
このことはイノベーションが起こりにくいという負の側面も持っていたりします。
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世界の経営者から見て、日本人は細かいことによく気づくと思われているそうです。
クレーマーの能力と揶揄されていましたが、とにかくお客様から要望が上がってきてそれを実現していっている。
このこともすごいことなんです。
でも裏を返すと、機能過多に陥ってしまうということもあるんだそうです。
いい例が、日本の携帯電話が世界に受け入れられなかったことがありますよね。
ガラパゴス携帯とか言って。
世界ではもっと単純にしなければならなかったんだと思います。
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最後になってしまいましたが、「ミスに寛容」。
時間もルーズ。こちらも遅れるけど相手も遅れるから互いに許すとか。
このことって減点方式と加点方式の違いじゃないかと思います。
よく日本は減点方式で、アメリカは加点方式って言われますよね。
この背景は平和な期間の長さによるんです。
日本も戦国時代は加点方式でした。
活躍した武将が出世できた世でした。
江戸時代になり平和な期間が長くなってくると、余計なことをせず役目を果たすことがもっともいいという価値観に変わります。
この価値観は日本人の精神に深く影響していて、今だにそういう価値観の組織は少なく無いと思います。
そうなると自然に、失敗はゆるされない風土ができてしまう。
結果、だれもチャレンジしない組織が出来上がってしまうんです。
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今後、日本は少子高齢化になって、消費を海外に求めるようになります。
いわゆる世界進出ですが、そのとき組織が失敗を許さないような体質ではなにもうまくいかないと思います。
ミスを許容して、チャレンジを奨励するような社会になればいいなと強く強く思います。
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