金融関係のコンピュータシステム開発の仕事を始めてから、競合がユダヤ系の企業になることが多くなりました。
それからユダヤ人に興味を持ち、いろいろ見聞しています。
先日も「世界を制覇! ユダヤ人経営者の知恵の絞り方」という記事を読んで自分のことのようだと喜んでみたり。
でも相違点もあるんですよ。日本人の根底にあるもの。それも誇りに思います。
ユダヤ人経営者に学ぶ「息をするように常識を疑え」
私は身内や友人には面倒くさい、社内では面倒くさいこそ言われませんが、きょとんとした顔をされることがしばしば有ります。
それは「なんで?」が多いんです。
身内や友人と世間話をしていても、会社で課題について話し合っている時も
そんなん常識やんと返されると、火がつきます。
そこから人とは違った発想になることがよくあります。
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ユダヤ人経営者に学ぶ「プラットフォームで勝負する」
今まで選んできたビジネスモデルはプラットフォームが多いですね。
レンタルサーバー、サーバー自体がプラットフォームです。
この事業はamazon AWS、google Apps、microsoft azureなどのサーバーサービスが出てきたことを受けて拡大はやめましたが、一時期は私どもにとっていい仕事でした。
今は、アルゴリズムトレードの取引ルールを作ったり、自動注文するためのプラットフォームで勝負しています。
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ユダヤ人経営者に学ぶ「思いついたらとりあえず試す」
やっちゃいますね。先を考えずに試す。
自分でプログラムが組めますし、WEBサイトは素人レベルですが作成できます。
だれも賛成してくれなくてもやっちゃうんですよね。
社内でもまたかって思われているのは自覚しています(笑)
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ユダヤ人経営者に学ぶ「遠慮なしの議論好き」
今でこそ相手の立場とか考えてあげたりしますが、そもそも遠慮というモノを持ちあわせていないです。
提携先が弊社の100倍ほど大きな企業と話し合った時も、建設的な議論を重ねていると相手先のご本人ではなく後方から、「無礼だ、何様だと思っているんだ」と言われてしまったりしました。
相手先さんの組織にも問題有ったと思うんですけどね。
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元記事のユダヤ人経営者の特徴を読んでいると、ここまでは本当に自分のことを言っているのかと思うほどでした。
ここからが違っちゃったんですね。
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ユダヤ人経営者に学ぶ「丁寧な複雑さよりも無礼な単純さ」
元記事では、ガソリンのセルフスタンドが例に上がっていまして、日本では画面に説明が出ていてガソリンの種類、ポイントカードの有無、支払い方法など色々選択できるようになっていますね。
これは日本の教育程度がいいからできることだそうです。
アメリカではノズルを差し込んだらガソリンが入る。
グローバルになりたければ、シンプルにせざるをえない。 だそうです。
イケアという家具屋があります。イケアの組み立て説明書は秀逸です。
文字による説明が一切ない。文字はネジの数を表す数字くらい。
あとは全て図です。 注意書きまで図。 図に大きくバッテンを入れることでしてはいけないことを表している。
潔さと工夫に感動すら覚えました。
目指すはここだなと。
この点はまだまだ出来ていないところです。
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ユダヤ人経営者に学ぶ「お金にシビア、強欲、ケチ」
ここはお金にシビアまではいいんですけど、「強欲、ケチ」の部分は人間としてなりたくないですねぇ。
グローバルに活躍している友人によると
「(ユダヤ人は)損得を究極に突き詰めてるという印象がありますね。アラブ人、トルコ人、華僑、印僑、いろいろビジネスしますがユダヤ人ビジネスが一番やりにくいですわ、、。いいところをとって、日本人の和の心を入れられればいいのでは?と思います。」
とのこと。
これを聞いて思いました。
最近私のブログでもよく出てきますが、「三方良し」近江商人の心得ですね。
公益資本主義。
あとは「和をもって尊しとなす」とか。
このことは日本人の根底に脈々と流れていて切っても切れないものだと思うのです。
このことを誇りに思い、実践し、ユダヤ人経営者のいいところは素直に学び、これからをやっていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
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