今週気になったニュースはこれ。
家電量販店は軒並み苦戦している。
お客様が商品をお店に見に来て、購入したいものがあったら通販サイトに行ってしまう。
いわゆるショールーミング。これを逆手にとっているというお話。
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松村博史
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考えたなぁという印象。
元記事は「アマゾンより速い!ヨドバシ.comがスゴすぎる?ヤマダと真逆、卓越した非常識経営」で検索していただくといくつか出ます。
大元のURLは http://biz-journal.jp/2015/07/post_10595.html です。
以下抜粋
●「ヨドバシ.com」
そして今、ヨドバシが注目を集めているのが、以前より粛々と進めてきたIT化だ。同社では店頭のすべての商品にバーコードが付いており、スマートフォン(スマホ)などで読み取ると画面に当該商品の競合価格や在庫状況などが示される。もちろん同社のインターネット通販サイト「ヨドバシ.com」に入っていけば、店ごとの在庫状況から取り寄せに必要な時間まで掲出される。
小売業者がネット通販に参入すると、通販サイト用データと実際の在庫や店頭価格とが連動されないままのケースが多い。ヨドバシは完全に連動しているようにみえる。興味のある商品をヨドバシ.comで検索すると、売り止め商品も示されるが、その場合「後継商品を表示しますか」と示され、アマゾンとは違う「リコメンド機能」も工夫されている。
ポイント制による還元も手厚い。現金で買えば店頭価格の10%が還元されるが、クレジット機能が付いた「GOLD POINT CARD+」をつくると11%になる。現金買いより優位となるので、顧客の囲い込みには極めて有力な制度を構築した。
加えて配送の速さだ。当日6時間以内配送を、日本の人口ベースで60%を超える地域までカバーしたとしている。これはアマゾンより速い。
これらのユニークな方策により、ヨドバシの店頭で何が起きているか。店頭で商品を見て、レジに行かずに、その場でヨドバシ.comをクリックして買ってしまうのだ。あるいは、自宅に帰ってから購入する。住所などの個人データはすでに設定してあるので、レジに並ぶよりクリックして買い物するほうがよほど簡単でストレスがない。手ぶらで帰宅すれば、その日のうちに商品が届く。ポイントも11%付く。
●ショールーミングをあえて取り込む
小売業界で忌避されている「ショールーミング」とは、顧客が店頭で商品を検討して、購入自体は楽天やアマゾンなどの通販サイトで行うことだが、ヨドバシの場合は、顧客の購入をヨドバシ.comに誘導する仕組みを構築した。
(中略)
ヨドバシのネット通販での売り上げは、14年3月期に650億円に達したとされる。15年3月期には1000億円に到達するのではないかという観測もあった。国内年商2000億円といわれるアマゾンの売り上げを追い抜くと期待されているのがヨドバシだ。ヨドバシ.comでカバーしている商品数は300万点を超え、家電という枠をとっくに外れている。
これはやりましたね。あっぱれです。
ショールーミング化は止められない流れだと思っていましたが、それをプラスに転じてしまうこのビジネスモデルのチェンジ。
ヨドバシカメラに注目です。
このニュースを見て株を購入しようと思った方もいらっしゃると思います。
残念ながら非上場でした。
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