人間の経験は侮れない。自動売買といえど経験は大事

簡単な計算をするとき、電卓に頼りっぱなしでは無いですか?

先日買い物をして千円でお釣りをもらおうとした時

店員さんがゼロをひとつ打ち間違えました。

おつり9千某。そのままレジから9千円を出そうとする彼女。

千円預かってお釣り9千某はおかしいということにすぐ気づかなかったようです。

これは極端な例ですけど、例を変えれば私もやっちゃってます。

電卓

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オートマチックトレード
松村博史

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先日、投資に関するシステム開発を依頼されたお客様とお会いしました。

少し年が離れているにも関わらず、会話が楽しくて2時間半もしゃべっていました。

私、よくしゃべるエンジニアなんです。よく聞きもしますよ。

その中で、時代と共に人間の仕事はだんだん楽になってきたねという話になりました。

お客様のお父さまの時代は荷物の積み下ろしは人の仕事。筋肉を思いっきり活用します。

お客様の時代はその仕事はフォークリフトに変わり肉体的に楽になった。

事務仕事はまだ人の手が全盛だったが、今はコンピュータが代わりにやってくれる。

頭を使うことが楽になった。

簡単な暗算も電卓を使うようになったから、電卓が出した数字に違和感を持たない人もいる。

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これは人間が経験をする機会が減っているということでもあります。

例えば農作物の商売で不正に石ころを混ぜられた場合を考えてみましょう。

毎回人の手で運搬していれば、大きさの割に重たいと感じることができそこで不正を見ぬくことができます。

でも一度も自分で運んだことのない人は、それを見ぬくことが出来ません。

今なら見ぬくためのセンサー付き重量計を開発すればいいなんてことになりますね。(笑)

事務作業でも同じこと。

人間が経験を持っていれば、おかしな数字がでたときに気づきます。

でも経験がないと電卓やコンピュータの出した数字を信じてしまいますよね。

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あれっなんかおかしい。

こういうことに気づくことは大切なんです。

私はパンを作ることもすると書いたことがあります。

レシピ通りの分量を混ぜたってうまくいかないこともあるんです。

粉のメーカー、その時の気温、水温、イーストの活性具合、レシピと全く同じにはならないですからね。

でも何度も作っていると、だんだんわかってきます。

生地が硬すぎること、柔らかすぎること、発酵の度合いなどなど。

こういうことはホームベーカリー任せではいつまでたってもわかるようにならないと思います。

私はオーブンを買う時、シンプルなものを選びました。

ワンタッチ調理ボタンなんてついてない。

温度つまみと、タイマー、昔どおりチンッって鳴ります。

シンプルな方が壊れにくいです。

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脱線しますが、自動車のハイブリッド車。売れてますねぇ。

でもあれ、メーカーからするとすごく利益率悪いんだそうです。

部品点数が多くて、駆動の仕組みも複雑。

日本人の技術だから10年も前から一般販売できたんでしょうね。

最近は欧州車もハイブリッド車ありますけど。

部品が多い、機能が多いという事は壊れる可能性のあるところが多いという事です。

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戻ります。

なので私はメーカーにはいい客ではないですが、何を買うにしても機能の少ないシンプルなものを選ぶ消費者です。

弊社のオートレにもチャートはないですよね。

自動で注文することに特化させたらそうなりました。

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自動売買を使っていなくてもトレードで勝つ人は、自分なりのルールを持っているそうです。

あの時こうなったな、だから今度もこうなる確率高いな。

そんなルールを経験でいくつもいくつも持っていて、そのルールを淡々と実行している人が多いです。

私どもは自動売買を推進する立場ですが、利用される方にはぜひ相場を知っていただきたいです。

自動売買から相場を知ってもいいし、相場を知ってから自動売買でもいい。

どちらも知って、あれっおかしいな!に気づくことの出来るようになって下さい。

儲かるよ!って誘う自動売買は危険だと思います。

http://www.autore.jp

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オートレ松村 について

オートマチックトレード株式会社 Automatictrade.Inc 機関投資家が行なっている自動売買も個人投資家も必要になる時代がくるとの思いから2006年自動売買関連システム専業のシステム開発会社を立ち上げる。 以来、個人投資家に自動売買サービスを提供する一方、証券会社のサービスの構築、証券会社とAPIを通じたコラボレーション、証券取引所から相談を受けたりなど、自動売買業界の先駆者として活動している。
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