渡辺謙のCFで有名な大和証券のファンド・ラップ
投資信託には興味がない私には無関係と思っていました。
しかし昨日ワールドビジネスサテライトでも時間を割いていましたので、そろそろちゃんと知ろうという事で調べてみました。
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オートマチックトレード
松村博史
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まずラップ口座について。
ラップ口座で検索すると一番に出てくる下記のサイト。
山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員]さんがダイヤモンド・オンラインに寄稿している記事から。
http://diamond.jp/articles/-/66874
ラップ口座とは、資産の運用管理を証券会社や信託銀行に包括的に任せる仕組みであり、商品の売買の都度に手数料が掛かるのではなく、資産残高に対する手数料をあらかじめ包括的に決めているのが特徴だ。
なるほど一任勘定と同じです。
従来の一任勘定口座にはが預入金額に制限があって数千万円~億円単位でした。
これが300万円程度にまで引き下げられたものだそうです。
ラップ口座では投資先は日本株、外国株、債権、為替、国債、何でもござれです。
ファンド・ラップはこの投資先を投資信託に限定したものだそうです。
なるほどわかりました。
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次に気になるのはその口座は、契約する価値があるのか無いのか。
前出の山崎元さんの記事では、「ラップ口座が明らかにダメな4つの理由」という題で契約する価値はないと断言しています。
- 運用の判断放棄は危険
- 金融機関は「適切なリスク」を判断できない
- 手数料水準が高すぎる
- 手数料の高い運用商品が選ばれるリスク
があると。
私が印象に残った部分は
お金の運用で重要な原則の1つとして「運用の相談相手と運用商品を買う相手を一緒にしてはいけない」と申し上げておく。
最悪なのは、例えば、退職金が振り込まれた銀行で、退職金の運用相談をして投資商品を購入するようなケースだ。ラップ口座は、自分のお金の一部を自分で持って行くだけまだましだが、預けなくてもいいお金まで丸ごと持ち込む点で、すでに大変愚かである。
でした。
山崎元さんの詳しい話は http://diamond.jp/articles/-/66874 を読んでいただきたいと思います。
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この部分が私の頭の中でぐるぐる回っています。
運用商品を買う相手に運用の相談をする。
それも運用なので元本保証は当然有りません。
これって言葉は悪いですけど、博打の胴元に自分の財産を預けて、負けてもいいから何かに賭けて欲しいってお願いしているようなものですよね。
どうなるでしょう。
容易に想像がつきます。
もちろん、博打の胴元と日本の金融機関ではモラルが違うからあからさまなことにはならないと思いますが、預かる側と預ける側の関係としては似ています。
だいたい
「忙しい人、運用が分からない人は、運用を専門家に任せたらいい」というコンセプト
という事らしいですが、そもそもこういうかたは投資をしないほうがいいというのが私の持論です。
そういうことは相場を知らない人は自動売買をしてはいけないでも書いています。
忙しい人は運用をロボットに任せて、せめて自分は相場を知ることから始めましょう。
今からでも遅くはないです。
相場を知らないまま相場に参加したり、専門家に丸投げということはくれぐれもなさらないように願います。
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オートレはそんなあなたの発注の手間を省いてくれます。
ただし、相場を知っていることは必須です。
ご安心下さい。デモ取引をご用意しておりますので、投資資金は要りません。
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