どの銘柄を取引するのか選ぶことをスクリーニングといいます

スクリーニング、聞きなれない言葉ですよね。

株の取引をするときには避けて通れない行動になります。

先輩方はどのように行っているのでしょうか?

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あなたの投資を自動化します
オートマチックトレード
松村博史

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私が株をし始めた2004年当時はスクリーニングという言葉は一般的ではありませんでした。

そのツールも便利なものがあったわけではないので自社で作ってオートレ株式で提供しています。

久々に「スクリーニング 株」というキーワードでgoogle検索してみました。

するとその時には考えられないほどのたくさんのスクリーニングサービスが出てきたので正直驚いています。

いい時代になりましたね。

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で、そのスクリーニングとは何かというと株の選定のことです。

どの株を取引するのか、決定するときに絞り込むことをいいます。

実はこの作業、人力でやると大変なんですよね。

東証に上場されている株数はざっと3800ほど。

この中からどの銘柄を取引するのか決めること。

もしかしたらこのことが初心者の株式投資のハードルを上げているのかもしれません。

いや、かなりの部分がそうかも。

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スクリーニングの仕方について一般的なことでいいますと

まず価格と単位株数。

自分が持っている資金で取引できないものはそもそも省かなければなりません。

これだけでもぐぐっと銘柄は減ります。

あとはトレードスタイルでかなり変わってきますので一般的というのは申し上げにくいですけど有名な所ではPERとかROEやPBRで絞り込むとか。

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スクリーニングの前にトレードスタイルを決めないといけないというのも初心者のハードルをあげていますね。

トレードスタイルの説明も一本記事がかけてしまいそうなので簡単にしておきます。

例えば30万円で投資をしようとしている30代の人と、1000万円で投資をしようとしている定年後の人がいたとします。

同じ銘柄を株数だけ違うように投資をして年利が5%出たとしても、1年後に利益が30万投資の方は15,000円で1000万投資の方は50万円あるわけです。(税金を除く)

おそらくですが30万投資の方は年に15,000円の利益では満足しないでしょう。

定年後の1000万投資の方であれば年間50万円、月に5万円近く使えるお金が増えることで満足するかもしれません。

このお二人が、同じ銘柄を同じように取引しても結果に満足不満足がでるわけです。

では30万投資の若者はどうしたらよかったのか?

短期に値動きしそうな株を選定し、短期間で売ったり買ったりして年利30%くらいを目指すようなトレードスタイルにしても良かったでしょう。

年利30%なんてできるの?と言われそうですが、元本が小さければ可能ですので心配なく。

そういうトレードスタイルは逆に減らしてしまうこともありますが、30代ということでまだまだリカバリーもできますので積極的に行ってもいいと思います。

はい、トレードスタイルの話はここまで。戻します。

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積極運用の方であれば、新興株(マザーズ、ジャスダック)の銘柄を選ぶのもありでしょう。

安定運用の方であれば東証1部の銘柄だけ、日経平均採用銘柄だけに絞るというのもありでしょう。

このようにトレードスタイルでスクリーニングの出発点が変わってしまうのでこれ以上は一般的な絞り込み方は難しいですね。

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さらにシステムトレード派であれば、移動平均より上の銘柄、ゴールデンクロス、デッドクロスしている銘柄とかものすごい条件数で絞り込みをかけられるわけです。

これを人力で行うのは結構大変な作業です。この選定だけで1日潰れます。

だからコンピュータが発達する以前は短期売買なんて専業トレーダーの方しか出来なかったわけです。

ところが最近は冒頭でも申しましたとおり、スクリーニングソフトだけでもたくさんあります。

これを利用しない手はありません。

私が試したわけではないので、以下の情報は無責任ですが

無料の株式銘柄スクリーニングサイト

時間があったら試して、レポートして見たいと思います。

システムトレードは私どもの活動の原点です。

システムトレード派は当ブログでも何度か登場している

あたり。

列挙しておいて何ですが、これらの使用感などのレポートが必要ですね。

どちらかというと、こちらの方をやってみたいですね。

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オートレ松村 について

オートマチックトレード株式会社 Automatictrade.Inc 機関投資家が行なっている自動売買も個人投資家も必要になる時代がくるとの思いから2006年自動売買関連システム専業のシステム開発会社を立ち上げる。 以来、個人投資家に自動売買サービスを提供する一方、証券会社のサービスの構築、証券会社とAPIを通じたコラボレーション、証券取引所から相談を受けたりなど、自動売買業界の先駆者として活動している。
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