一億総個人事業主時代

あなたは一億総中流という言葉を覚えていますか?

先日一億総クリエイティブ時代という言葉を読んだことに触発されて

私が個人事業主になった時から思っていたことをご披露したいと思います。

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オートマチックトレード
松村博史

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私が大手電機メーカーを退職し個人事業主になったのは今から20年ほど前のこと。

少し前に三木谷さんが興銀を退職し楽天を創業していました。

当時興銀って超エリートで年収もすごく高かったです。でも辞めた。

当時私は「優秀なやつほど早く会社を辞めて、残るのは会社に依存する人材だ」なんて生意気も甚だしいことを思ったりして飛び出しました。

今の三木谷さんとの差を考えると私は経営者として優秀でも何でもなかったんですが(恥)

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個人事業主をしている間に、大きな会社を飛び出して事業を始めた方たちと会う機会がたくさんありました。

みんなは優秀なんですよね。地に付いたものの考え方をしていましたし、才能もあった。

一方で大企業は皆経済の構造が変わっていくことに苦しんでいた。

ニーズの多様化や需要の移り変わりの早いサイクルなど。

それまでは大きな武器だった人数の規模が大きいことはリスクに変わってしまった。

そんなこんなしている間にふと思いました。

もう、これからは従業員数数万の大企業はできないな。

むしろみんなスモールビジネスに向かっていくんじゃないかと。

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先日自動売買を達成した後に実現したいことでも書いていますが、世の中ってメトロノームのように一方向に振り切っては戻るということを繰り返している気がします。

日本人の大半が大企業に入社することをよしとし、その方向に進んだ。

中小企業も大企業からの仕事を請けることを安定とし、みなその仕組みの中に喜んで組み込まれた。

当時はそういった状況に振り切っていると思ったんです。

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振り切ったら戻しが来ます。

大企業は小さくなり、中小企業は自社発の製品を模索する。

個人は自分でも出来るビジネスをする。

かっこ良く言えばビジネスですが、要は何かに依存せずに自分で稼ぐってことですよね。

そんな人が一定数出てきて、社会を構成する。

これがメトロノームが真ん中まで戻ってきた状態。

いつかなると思います。

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それがさらに振り切ったのが一億総個人事業主時代です。

いくら何でもそこまではならないとは思いますけど。

でも明治の始めなんてそんな状態じゃなかったでしょうか?

お城勤めの武士は野に下り、町民は何かしらお店をするか、大工、瓦、鍛冶などの職人、農家も自前で生計を立てている。

そりゃ大店(おおだな)には丁稚、女中という雇われ人(厳密には違うけど)もいたでしょうけど、ほとんどは雇われること無く生計を立てていたのではないでしょうか?

傘貼り、縫い物、つげ櫛職人、器を作る職人、魚屋、豆腐屋などなど。

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それが現代版の職業になるだけの話です。

一定数はそうなりますよ。

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・自動売買プラットフォーマーとしてこの記事の締めくくり

さて、私も経験したのでわかりますけど、約束されていた収入が無くなるのは不安なものです。

いくら好きなことがあってそれを仕事に出来るレベルくらいに熟練していたとしても、今の会社を辞めて挑戦することができるのか?

決断はそんなに簡単ではありません。

だけど、だけどですよ。自動売買で時間を使わずにいくらかの収入が得られるようにしておけば、自分の好きなことを職業に出来ると思いませんか?

自分の好きなことだから、技術力を磨くのも楽しくでき、そのことで誰かにありがとうと言われる。

理想的です。

そんなあなたの手助けになりたいと思って、自動売買プラットフォームを開発しております。
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・おまけ ちょっと怖い未来

先日、近所のスーパーが改装されました。

新しくなった店に行ってみるとセルフレジなるものができていました。

お客がバーコードを機械にかざして清算する。あれです。

こんなとこにもロボットかぁと思いました。

単純労働は全部、ほんとに全部ロボットに取って代わられますよ。

仕事は今は外国人と奪い合っているということらしいですが、ロボットと仕事を奪い合わなければならなくなる。恐いことですよ〜。

オートレ松村 について

オートマチックトレード株式会社 Automatictrade.Inc 機関投資家が行なっている自動売買も個人投資家も必要になる時代がくるとの思いから2006年自動売買関連システム専業のシステム開発会社を立ち上げる。 以来、個人投資家に自動売買サービスを提供する一方、証券会社のサービスの構築、証券会社とAPIを通じたコラボレーション、証券取引所から相談を受けたりなど、自動売買業界の先駆者として活動している。
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