自動売買といえどやり続けるしか勝つ道はない

自動≒手軽 というイメージかもしれませんが

今のところそんな簡単に勝てるようにはなっていないというのが私の意見です。

いつか完全手放し、もしくは少しの手間で売買を行ってくれる状態になるように、今努力するのです。

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あなたの投資を自動化します
オートマチックトレード
松村博史

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自動売買、なんていい響きなんでしょう。

だれでも簡単に自動で勝てるなんてことになったら夢のようです。

ですが2015年4月現在、そんなことにはなっていません。

自動売買させるためのルールを作ることを一生懸命するしか無いのです。

最近このブログを書いていることもあって、他の方のブログもよく読むようになりました。

同じようなことをおっしゃっている記事がありましたのでご紹介したいと思います。

文中EAとはとあるツールの自動売買ルールのことです。

http://yushafx-ea.com/blog/2086/ から抜粋

自動売買派だけでなく、裁量派の方にも読んで欲しいです。(EAの部分を”手法”と置き換えて読んでみて下さい)
『賭けの考え方』という本からの転載です。(著者:イアン・テイラー、マシュー・ヒルガー)

勝負をする上での落とし穴のケースとして語られている内容です。

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〇プレイスタイルを激しく変える
長期的視野でプレイすれば、自分に落ち度がなくとも短期間で負け越す事もあると分かってくる。
逆に目先にこだわるプレイヤーは、結果が思い通りにならなければ、本能的にやり方を変えようとする。
自分のプレイを継続的にふり返り、それによって修正を加える事は良い事だが、短期間の結果を元に何かを変えようとするのはよろしくない。
これは平凡なプレイヤーによくある勘違いだ。悪い結果がいくつか続くと、彼らは結果を改善させようと、プレイスタイルを弄くり回してしまう。
負けている原因がほとんど短期の運によるものだと理解して(もしくは受け入れて)いないのだ。

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これは本当にこの通りなんです。

トレードも全く同じです。

少ない試行回数であれやこれやと弄くったり、ロットを変えたり、EAを止めてしまったり、違うEAに浮気してしまったり…よくありますがまさに愚の骨頂なんです。

何故なら、それが確率的ゆらぎなのか、それとも真の性能なのかが、少ない試行回数では到底見極められないからなんです。

見極めずに設定を変えてしまえば、永遠に以前の検証は不可能になります。

そしてまた同じことを繰り返す……心当たりのある方も多いかと思います。

実は自動売買のルールづくりも根気が必要です。

でも作業にかける時間は1日15分から30分程度でいいです。

将来の自由時間の創出のため今の時間を少し割いてみませんか?

オートレ松村 について

オートマチックトレード株式会社 Automatictrade.Inc 機関投資家が行なっている自動売買も個人投資家も必要になる時代がくるとの思いから2006年自動売買関連システム専業のシステム開発会社を立ち上げる。 以来、個人投資家に自動売買サービスを提供する一方、証券会社のサービスの構築、証券会社とAPIを通じたコラボレーション、証券取引所から相談を受けたりなど、自動売買業界の先駆者として活動している。
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