KOSPIとは韓国市場のことだが、お隣の市場も湧いている。
これは欧米の外国人投資家が買い越しているからに他ならない。
そんなときに気を付けなければならないことは?
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オートマチックトレード
松村博史
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・金融緩和でお金ジャブジャブ
yahooニュースによると
韓国をはじめとする世界各国の株式市場が相次いで高値をつけている。低金利と量的緩和で資金があふれているうえ、景気浮揚に対する期待感も大きいからだ。
10日のKOSPI(韓国総合株価指数)は3年8カ月ぶりの高値水準となり、初めて時価総額1300兆ウォン(約143兆円)時代を開いた。日本の日経平均株価は15年ぶりに2万円台に乗り、中国の上海総合指数も7年ぶりに4000を超えた。
このことを聞くと投資に携わるものとしては嬉しい限りではある。
こうなってきた要因を考えてみる。
各国の金融緩和政策でお金が余ってきている。
日本では黒田バズーカ、黒田バズーカ2と量的緩和を行なってきた。
これは日銀が国債や上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(REIT)を買ってお金を国内に出すというもの。
先月はヨーロッパ中央銀行のドラギ総裁が同様の発表をしている。
アメリカも金利を上げることを先延ばしにしている。
銀行は余ったお金は企業に貸して経済を回すというのが筋だが、貸してもまだ余っているのだ。
余ったお金は寝かしておいても増えないので、どこかに投資しようという流れが世界中で起きている。
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・上がっている背景が恐いね
実はこれ喜んでばかりもいられない。
そういうお金は魅力的な投資対象が見つかったら、即引き上げられて次の投資対象に投下される。
引き上げられた方は価格が下がるという訳である。
下がるときは速い。
じわじわ上がってドスンと落ちる。
今はこのことを念頭に置いて投資するべき時である。
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くれぐれも全力で買いをして保有し続けるなどという選択はしないほうがいい。
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下がり始めたら、いつでも撤退できる準備をしておいて欲しい。
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・やっぱり自動監視が有効
いつ来るかわからないものを人間が監視し続けるのはナンセンスである。
それこそ機械に任せて欲しい。
今のところ価格は上がっていきそうなので、買いをいれたいのは心情だろう。
安心しきらず、下がった時の対処を機械に設定しておいて欲しい。
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オートレなら、そのくらいは本当の初めたての方でも出来る。
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