祝日経平均20000円超え
今日はこのことに触れないわけにはいくまい。
しかしその裏で通貨市場ではユーロとポンドの急落。
この事象から学ぶべきことは。
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オートマチックトレード
松村博史
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・日本株、日経平均先物、FX、取引対象はいろいろある
15年ぶりに日経平均が20000円を突破した。
株価は経済の成長に比例して上がっていくことが理想だが今回も果たしてそうなのか?
それはともかく取引関係者としては素直に喜んでおこう。
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その裏で昨日はユーロとポンドが急落した。
日本株だけ、日経平均先物だけを取引対象としている投資家には何ら関係ないと思われるが
将来安定的に投資で収入を得ようとしているならば気にしておくべきである。
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今、日本株は活況を得ているが、2009年から2012年までの4年間は本当に閑散としていた。
弊社のような小さな企業にも東証の方が訪ねてこられたくらい、東証はなんとかして市場に活気を取り戻したかった。
またそんなことになったら日本株や日経平均先物だけを投資対象にしている投資家は思い通りの収益を得ることができなくなる。
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逆にFXだけを投資対象にしている投資家にとって、2014年の1月から10月の通貨市場は寂しかった。
値動きが小さすすぎてトレードしても利益が得にくかったのだ。
昨年も日本市場は上がったり下がったりの荒い値動きをしていたのでトレードするには良い環境だった。
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学ぶべきことは多くなるが広く世界をみることが大切である。
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・取引ルールも複数用意する。
人は物事の理解を早めるために事象を単純化しようとする。
単純化した法則に当てはまっている期間はいいが外れた時はパニックや思考停止になる。
引き出しは多い方がいい。
取引ルールにおいても同様である。
ひとつの取引ルールが調子いいからといって安心してはいけない。
完全に信用してもいけないし、全力でそのルールに賭けてもいけない。
取引ルールは複数用意するべきである。
このことをポートフォリオを組むという。
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・そして自動売買を有効活用する
取引ルールを複数。投資対象を複数。
そんなこと一人でやるのはたいへんだ。
ここで自動売買の出番となる。
取引ルールを作るのは人間。 監視、執行はコンピュータ。
この関係を間違えずに自動売買を有効に使って欲しい。
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自動売買をしだすと全く証券口座を見なくていいという人もいるが、私はお薦めしない。
自動なんだからという事象を一方向から捉えすぎ、ルールが旬を外れたことや、売買の失敗の可能性はいつも考えておこう。