オートレ株式の高速化

弊社の金融商品の自動売買プラットフォームサービスであるオートレシリーズ

株式用、日経225先物用、FX用とご用意しています。

その中で株式システムだけ遅れていたので高速化し始めています。

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あなたの投資を自動化します
オートマチックトレード
松村博史

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・株式の取引ルールについて

2006年のオートレ株式提供のときからオートレは進化を続けてきました。

株式から提供し始めましたがお客様の声で日経225先物、FX用とご用意してきました。

すべてのシステムを手がけたのでわかることがあります。

それは

日本の株式取引のルールは非常に複雑である。

ということです。

朝の寄付はみんな同じ値段で約定します。

これを板寄せといいますがこれは極めて特別なことなのです。

FXではこういうルールはありません。外国株式でもありませんでした。

なので寄り付き値が複数ある、いやそもそも寄付きという概念がありません。

引けも同様でシカゴの取引所では引け値が3つあることは当たり前ということに驚きました。

また、単元数や株価ごとの呼値制度などもルールが複雑であることの一つです。

差金決済、同銘柄を分けて購入した時にまとめて表示されること、などまだまだあります。

いったいこの全てを誰が理解しているのでしょう(笑)

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・第5世代システム

そういった理由とシステムトレードは日経225先物やFXの方が進んでいたという2つの理由で株式のシステムのバージョンアップはバージョン4で止まっていました。

その他の2つのシステムは5.5まで進んでいるのに。

実は4と5の間に大きな違いがあります。

プログラム言語がphpからjavaに変わっています。

この違いは処理速度に現れています。

日経225先物のシステムをバージョン5に上げた時に計測しましたところ約10倍違いました。

002s  こんな感じ→   510_sx

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・今後オートレ株式はどうなるのか

  • 監視できる銘柄の数が増えます。
  • 売買判断の頻度が上がります。

どの程度上げることができるかは計測してみてから決定します。

株式のシステムトレードファンの皆様、ご期待下さい。

http://www.autore.jp

オートレ松村 について

オートマチックトレード株式会社 Automatictrade.Inc 機関投資家が行なっている自動売買も個人投資家も必要になる時代がくるとの思いから2006年自動売買関連システム専業のシステム開発会社を立ち上げる。 以来、個人投資家に自動売買サービスを提供する一方、証券会社のサービスの構築、証券会社とAPIを通じたコラボレーション、証券取引所から相談を受けたりなど、自動売買業界の先駆者として活動している。
カテゴリー: 開発 パーマリンク