上位足という概念

チャートを見ながらトレードする時、一つだけ開いてトレードしますか?

そのようなトレードは博打に似ていると思います。

上級者は2つ以上のチャートを開いて取引します。

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あなたの投資を自動化します
オートマチックトレード
松村博史

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・木を見て森を見ず

ことわざにもあるように、小さな事象だけに焦点を絞っていては全体の状態を見逃してしまうことがあります。

トレードでも同じ事。

1分足、5分足、10分足、20分足、30分足、60分足、4時間足、8時間足、日足

足の種類は時間に応じてさまざまあります。

しかしながら多くの人は、3分足ならいける。20分足なら勝てるなどと主張します。

一つの足にこだわったトレードは危険だと思います。

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・一つの足だけのトレードになってしまう理由

これは自動売買へのアプローチは2通りあるで分類したトレードのアプローチの仕方で2タイプ有ります。

ひとつは自動売買ツールでバックテストした結果、その足だと勝てたというもの。

たいていのバックテストツールはいろんな足を絡めてのバックテストは不可能です。

なので仕方なく現在出来る最良の結果を採用したというもの。

ちなみに複数の足を使うことをマルチタイムフレームと言います。

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もうひとつは取引ルールは人間主導で作っているが足は一種類というもの。

この場合の理由は2つ考えられます。

  • ノートパソコンで取引している等、チャートを複数枚開くことが設備上困難である。
  • 画面は大きいが複数のチャートの情報を一度に見て判断することに慣れていない。

この場合は、あなたの意識を変えましょう。

kabu-6_v3_detail(カブドットコム証券、kabuパソ)

トレーディングルームの紹介で、こういう構成のパソコンを見たことありませんか?

これは様々な情報が一度に見れるように画面をたくさん配置している例です。

ここまでとは言いませんが、情報はひとつよりはふたつ以上あったほうがいいです。

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・自動売買でも上位の足を使ってみましょう

同じことが自動売買にも言えます。

一つの足だけを使ってルールを作るのではなく、その上の足も使ってルールを造ってみましょう。

例えば10分足で取引ルールを作りたいと思ったとします。

サイン通りに取引してもまぁまぁ成績はでるのができたとしましょう。

でも負けている取引もありますよね。

そんなとき20分足、30分足または60分足の状態はどうなっているのか見てみましょう。

勝率を上げるためのなにかヒントがあると思いますよ。

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オートレではそんなことも簡単にできます。

まずはデモ取引からお楽しみ下さい。

http://www.autore.jp

オートレ松村 について

オートマチックトレード株式会社 Automatictrade.Inc 機関投資家が行なっている自動売買も個人投資家も必要になる時代がくるとの思いから2006年自動売買関連システム専業のシステム開発会社を立ち上げる。 以来、個人投資家に自動売買サービスを提供する一方、証券会社のサービスの構築、証券会社とAPIを通じたコラボレーション、証券取引所から相談を受けたりなど、自動売買業界の先駆者として活動している。
カテゴリー: シストレや自動売買の概念, 取引ルールアイデア パーマリンク