母親が私にした通常考えられない仕打ちのお話。
土曜日はプライベートネタでお届けします。
気楽にお楽しみください。
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子供の頃から親の仰天行動に翻弄されました
オートマチックトレード
松村博史
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それは中学二年になる春休みでした。
ある朝突然2万円を渡されながら母親に言われました。
「今日、これを持ってYMCAの夏季講習の始業式に行っておいで」
んっ何か変。申込書控えは? 事前の説明書のようなものは?
13歳ながらおかしいと思った私はいろいろ尋ねました。
が、そこは大人と子供、親と子。
押し切られて渋々行くことになりました。
実はその前年に一度その講習には通っているんです。
一年ぶりとはいえ前年との違いに戸惑いながら、現地に着いてしまいました。
受付で名前を告げると係の人が困っています。
名簿に名前がないのです。
先生方が数人集まって話し合っています。
始業式が始まるのでとりあえずここに座ってと、一人離れたところで座らされ始業式を聞くハメに。
今考えても酷いです。
申込をしていない春季講習になにも手を打たずに我が子を送る母。
かなりの仰天行動ですよね。
結果は講習は受けられることになりました。
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・災い転じて福となる
でも私、こういうことを経験してかなり強くなった気がします。
今日は書きませんが一度や二度ではありませんでした。
中には心が折れてしまってトラウマのようになる子供もいるかもしれません。
でも私は違いました。少し鈍感だったのかな。
渡辺 淳一の著書に「鈍感力」というのがありましたね。
少し鈍感くらいがちょうどいいのかもしれません。
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・今の自分にもつながっています。
物事には例外が存在するということを体験した。
なんとかなるという精神が身についた。
例外は自分が起こすだけでなく、起こされることもある。
それがさらに進んで多様性を許容するという精神が身についた。
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・締め
だからといって子供さんにこんな無茶しちゃダメですよ。