APIとはAplication Program Interfaceの略。
独立したシステムが、他のシステムからのリクエストを受け付ける仕組みです。
弊社にとってこれがあるのと無いのとでは大違いです。
あなたの投資を機械化します
オートマチックトレード
松村博史
・API接続の実績
いままで以下のとおりAPIで証券会社へ接続するプログラムを開発してきました。
- ひまわり証券
- GMOクリック証券
- トレイダーズ証券 海外証券先物
- 日産センチュリー証券 証券先物 商品先物
- トレイダーズ証券、くりっく365口座
- FXDD FIXプロトコル
- Dukascopy JFOREX API
- カブドットコム証券 証券先物、株式 (実働中)
すべて開発完了し、実際に売買を行なっていました。
しかし2015年3月現在、カブドットコム証券を残し、他はいろいろな理由でお蔵入りになっています。度重なる100年に一度、1000年に一度の経済事件で事業を取りやめてしまうというのが主ですが。
・証券会社提供のAPIの種類
ひとくちにAPIと言っても、大きく2つに分類されます。
「WEB API」 と 常時接続型API です。
大まかに言って日本の証券会社はWEB-APIを、海外のシステムは常時接続型を提供しています。
WEB APIではAPIへのリクエストにWEBエンジニアなら馴染みのある
http://サーバー名/ディレクトリ/メソッド(ファイル名に相当)
という形式を使います。
これはWEBのスクリーンスクレイピングで接続プログラムを開発してきた我社にとっては、非常に親和性の高いものでした。
おかげでAPI第一号ひまわり証券の接続プログラム開発時には、ひまわり証券の担当者さんに開発スピードが速いと驚かれました。
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・証券会社のAPIは独自仕様で同じものがない
しかしながら証券会社への接続プログラムというおおきなくくりがあるにもかかわらず、各社のAPIの仕様は異なっていてそれぞれに対応して開発しなければなりませんでした。
ログインひとつとっても違います。
SSLによる暗号化だけでよいAPIもあれば、送信する情報にも暗号をかけ、さらにSSL通信するというAPIもあります。
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APIによってはこちらの期待する情報を取得できないようなものもあります。
以前困ったことに、注文を取り消しした情報が取得できないというAPIがありました。
その他のAPIは注文一覧の情報を取得すると、その注文の状態がわかるようになっています。
すなわち、注文中、約定済み、取消し済み です。
本当はもう少し細かく分かれるのですが、ここでは使用しないので割愛します。
取消しの情報が得られないというのは、取り消されるとその注文自体が消えてなくなるという仕様でした。
これは注文をしていないのと同じ状態なので正常に取り消されたのかどうかわからないという事になります。
こういうときは、工夫が要ります。具体的にやった内容を書いても2度とそんなAPIに出会わない気がしますので、出会った方は個別に聞いて下さい。
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やたらと返ってくる情報の多いAPIもあります。
これはこれで使わない部分のために多くのコーディングをしなければならないので大変だし、なにより仕様の理解に時間がかかります。
シンプルで必要な情報のみいただけるとこちらの開発は楽になります。
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あとは多少の差はあれ、ログイン、オーダー、オーダー一覧、ポジション一覧、余力確認、の大きく5つのことができれば自動注文ができるようになります。
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このページに起こしになった方へ。
どういった情報を求められているのか、非常に伺いたいと思っております。
http://www.automatictrade.net/toiawas.html
お問い合わせ下さい。
公なWEBサイトに公開できないこともございます故。
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・証券会社へのAPI接続の開発は弊社にお任せ下さい
弊社は複数の証券会社に接続できるようにしようとしています。
なのでいくつも挑戦してノウハウを蓄積していくこともできます。
API接続がひとつでいいのであれば、そんな大変なことをすることもありません。
弊社にご注文下さいませ。早く確実に注文できるようになります。
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