日本ではシストレは定着しない? 既に2社がサービス終了のMT4という題名の記事を拝見しました。
「日本ではシストレは定着しない」ということは弊社にとってピンチなのか。
いや、シストレできるツールが減るということは残されたものにチャンスがくると考えていいのではないでしょうか。
あなたの投資を機械化します
オートマチックトレード
松村博史
機関投資家が自動売買を行なっていて、東証に入る注文の45%程度が自動売買による注文という流れをみると、個人投資家の投資の将来の姿も自動売買になっていると考えて間違いないと思います。
ところがこれを書いている2015年3月現在、個人投資家の自動売買は決して一般化しているとは言えません。
そもそも投資が自動化できることを知っている方も多くないと思います。
弊社の啓蒙活動が足らないこともあります。自分のことを棚に上げているようで・・・
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さてFXの自動売買ツールMT4のサービスを2社が終了するということですが、記事を読んでみると原因を以下のように分析しています。
- 自分で取引ルールを構築するのはプログラミングスキルを必要とし障壁が高いため、自動売買するためのルールをどこかから入手し、バックテストしてからしか使えない。
- 入手した取引ルールも中身がわからずブラックボックスで、パフォーマンスが悪くなった時にどうしようもない。
- MT4での自動売買はITスキルが必要で、投資スキルとは関係がなく負担が大きい。
1.については自作派と購入派でも書いたがMQLというプログラミング言語を習得しなければならない。これは投資ということを主にやっていた人には極めて困難。
2.についてはたしかにそう。弊社のお客様にアンケートを取ったところ、人のロジックで負けたときは納得がいかないという方が多かったです。
3.については運良くハイパフォーマンスの取引ルールをどこかから入手しても、実際に使い続けるときには自宅PCをつけっぱなしにするかVPSを用意しなければならない。またwindowsアップデートは自動でしない設定にしなければならない。これを読んですぐ理解できるくらいの方にはなんてことないことでも一般投資家には今から勉強しなければならないことも多い。
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ということは、このすべてを逆手にとったシステムトレードツールであれば、個人投資家の皆様の一助になれるということではないかと考えます。
弊社が提供しているオートレシリーズの特徴は
- サーバー型であること。メールアドレス以外なんにもご用意いただく必要はありません。
- プログラミングの知識を必要としないこと。マウス操作と数字入力で取引ルールが出来上がります。ただしルールを論理的に説明できる力は必要です。
株式、日経225先物、FXで自分の取引ルールを機械にさせることに興味ある方は一度お越しください。
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ところでMT4のサービスが2社終わってしまうことの本質的な理由について、私は違うところにあると考えています。
日本では業者が独自の取引ツールを相当なお金をかけて開発してしまうので、MT4取り扱い業者としても自社ツールがメインになってしまいMt4はサブになってしまいます。
それ故、担当者のちからも分散されてしまいます。
MT4自体は他社からもサービスされているので差別化がしにくく、強くアピールするところが作れません。アピールしてしまうと他社のMT4に流れる危険もあります。
やっぱりメイン推しでいくということになってしまうのだと思います。
そうすると維持コストも馬鹿になりませんから、ビジネス的には無しで行こうという判断になるのです。
事実、外資系の業者さんでMT4をメインに提供しているところには2社のサービス終了であぶれた投資家さんが口座を開いているそうです。