自作派と購入派

私は断然自作派です。なにせ自動発注できるサービスまで作ってしまうのですから。

システムトレードのルールも自分で考えることが好きな人もいるし、手っ取り早く購入してしまう人もいるでしょう。

どちらもありです。

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あなたの投資を機械化します
オートマチックトレード
松村博史
大阪の事務所から

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まず無いものは作るという精神で自作派。

自分で創り上げた醍醐味があり、相場環境に合わせて自分で変更できるという強みもあります。

作らなければならないものは2つ。

  • トレードルール
  • 自動発注できる仕組み

トレードルールはトレードをしようとしているのだから外せないです。

自動発注できる仕組みに関しては、ほとんどの人が専門外なので習得しなければなりません。

10000時間の法則ってご存知ですか?

人間があることで突出するためにはそれなりに時間がかかるということです。

トレードルールにも10000時間欲しいですので、自動発注できる仕組みは時間節約のため他から調達しましょう。

2015年3現在

自分でルールを作って注文まで出来る仕組みは

株式

  • オートレ株式(外部サービスとして、SBI証券に対応)

日経225先物ミニ

  • オートレ225(外部サービスとして、カブドットコム証券、GMOインターネット証券に対応)
  • 岡三RSS(岡三オンライン証券)

FX

  • メタトレーダー(日本内に数社)
  • オートレFX(デモ取引のみ)

となっています。この内、岡三RSSはエクセルのマクロを使いますし、メタトレーダーはMQLというプログラム言語を習得しなければなりません。

プログラムの知識なしに柔軟な取引ルールを構築できるのはオートレシリーズのみです。あくまで2015年3月現在。

以前弊社のお客様にアンケートを取り、どうして証券会社が提供しているサービスではないのにオートレを使い続けているのかとお尋ねしたところ、「自分で変更できるから」というお答えが多かったことを思い出しました。

それでも取引ルールを作り上げるのに10000時間とは言わないまでも結構な時間掛かるのですから始めるのは早いほうがいいです。前にも書きましたが今が一番早いです

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次に購入派

トレードルールは昔からいろいろな人が考案していて、ひととおり自分が稼いだら公開したりしています。

システムトレードの世界では有名なラリーウィリアムズ。

「Ooops(ウップス)」、「最高の売り」など名前のついた取引手法が元々は書籍で現代ではインターネット上に公開されています。

弊社でもオートレに設定して色々試しました。公開されているままでは実際に使おうというパフォーマンスはでなかったですけど。

なにかエッセンスがあって、その部分は言語化できないんでしょうね。

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FXの世界ではMT4がほぼ自動売買ツールとしてほぼ100%と書きました。

繰り返しになりますがその取引ルールを作るにはMQLというプログラム言語を習得しなければならず、多くのトレーダーの障壁になっています。

そこでMQLを習得した人が、さまざまな手法をEAというMT4に読み込ませて使うサブプログラムとして世の中に出しています。

無料のものもありますし、有料のものもあります。有名な販売所はfx-on。たくさんのEAがあります。

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225の世界でも、ロジック入りのソフトウェアがありまして有名で長く続いているところでは225LABOさま。ダウンロード型の自動売買ソフトウェアを提供されております。有料。

その他見てきましたけど、泡のように浮かんでは消えて無くなり。

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自作派の課題は取引ルールを構築する時間です。

それをお金で買ってしまうというのが購入派だと思います。

購入派の課題は取引ルールがわからないので、いつ使っていつやめればいいのかわからないという事です。また買ったとたんに利益を上げないかもしれないものにお金を掛けなければならないということです。

自作派はその点が自分でコントロールできます。

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さて「相場をするのは利益を得るため」これが最大目的なのですから、トレードルールは自分で作ろうと調達しようとどちらでもいい訳です。

たまに目的がずれて

  • ポジション持ちたい病
  • 大穴当て大病

なんて人もいますけど。

いろいろありますが、ご自分にあったスタイルを確立して下さい。

オートレ松村 について

オートマチックトレード株式会社 Automatictrade.Inc 機関投資家が行なっている自動売買も個人投資家も必要になる時代がくるとの思いから2006年自動売買関連システム専業のシステム開発会社を立ち上げる。 以来、個人投資家に自動売買サービスを提供する一方、証券会社のサービスの構築、証券会社とAPIを通じたコラボレーション、証券取引所から相談を受けたりなど、自動売買業界の先駆者として活動している。
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