証明写真に見る技術革新

先日、運転免許証の更新がありまして、いつも近くの警察署で済ますので写真を持ってきてくれと言われます。自動証明写真撮影機での写真の出来に満足しなかったから、今まで写真屋さんで撮っていましたがそれしか方法無いのかと調べていたらありました。

投資技術イノベーター
松村博史
大阪の事務所から

投資の話にも自動売買の話にも直結していないので、書いても期待を裏切りそうで書けなかったネタです。

今日も証明写真を印刷したコンビニエンスストアの前を通って、また思い出してしまったのでやっぱり書きます。

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それは、スマホで写真撮影をしてコンビニで証明写真を受け取ることの出来るサービス、ピクチャンです。

しかも代金200円。安い。コンビニのマルチコピー機で支払います。

やってみました。ピクチャンのサイトの説明に書いてあるとおり(これがまたわかりやすい。見習わねば)白っぽい壁を背景に上半身を適当にスマホで写真を取ります。

適当というところが味噌です。後で必要な部分を切り取れるし大きさも調整できるので適当でいいです。

ピクチャンに写真を登録します。このときに枠と顔の大きさと肩の線がガイドとなっている編集画面がでます。

ここで証明写真にふさわしい状態になるように写真の大きさと範囲を決めて登録。番号がもらえます。

ここまで場所はどこでも構いません。

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ここからコンビニ。マルチコピー機でもらった番号と指示に従って写真を印刷。マルチコピー機の中にはまだ対応していないものあるので、その時は別のコンビニを探します。

私の場合コンビニ1軒目のマルチコピー機は未対応でした。

店員さんもよくわかってませんでしたが私はIT技術者。そんなこともあると思ってあきらめずに次に行きます。

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2軒目で無事に印刷。感動です。写真L版の用紙に証明写真3枚が印刷されて出てきます。

ピクチャンの宣伝部分がピンクで可愛いので、大の男がこの写真を持って歩くのには少し抵抗があります。(笑)

このように証明写真が簡単に手に入るようになっています。

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さて技術革新について考察です。

最近のイノベーションというとこのように、何か元あったものをITに置き換えて新しい価値を想像するというものが多いです。

この場合、既存のサービスは必ず影響を受けます。

今回の場合は写真屋さんと自動証明写真撮影機。
写真屋さんはすでに自動証明写真撮影機に仕事を奪われていたかもしれません。

ネット通販は実店舗に影響を与え、音楽ダウンロード配信はCDショップ、CDプレスなどの業界に影響を与えています。

いわば他人の仕事を奪って自分の仕事にしてしまいます。これが悪いこととはいいません。技術の進歩です。いつかはそうなるのですから。

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既存の仕事を奪わないイノベーションもあります。おそらく業として行なっていなかった行為を業として確立するとそうなるのかなと思います。

結婚相談所。不動産仲介業。学習塾。

例として適切かどうかわからなくなってきましたが。

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このようなものの中にはそれまで存在していなかったのでなかなか人々に受け入れらなかったものもあるでしょう。

私どもの自動売買プラットフォームはまさにそういう種類のイノベーションではないかと思います。いままで無かったのですから。

周知に時間がかかるという意味では、潤沢な資金があるわけではない我々の仕事では無かったかもしれませんが、自分がヤラねば誰がやるという思いで頑張ってきています。

よろしくお願いいたします。

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最後に証明写真について注意を。

免許証に使う場合、

  • 後ろに影がついていてはいけません。
  • 写真に縁(ふち)がついていてもいけません。
  • 顔に光のむらがあって影っぽく見えてもいけません。

私は一度目の写真に縁が、二度目の写真の顔の鼻から下が暗くて撮り直しを言われました。

結局最初から従来通りやってたほうが手間もお金もかからなかったという落ちになってしまいました。

チャンチャン。

オートレ松村 について

オートマチックトレード株式会社 Automatictrade.Inc 機関投資家が行なっている自動売買も個人投資家も必要になる時代がくるとの思いから2006年自動売買関連システム専業のシステム開発会社を立ち上げる。 以来、個人投資家に自動売買サービスを提供する一方、証券会社のサービスの構築、証券会社とAPIを通じたコラボレーション、証券取引所から相談を受けたりなど、自動売買業界の先駆者として活動している。
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