トレードに使えるツールはいろいろあれど、大概の方がご存知のマイクロソフトのエクセルで自動売買ができることはあまり知られていない。
自動売買プラットフォームの老舗
オートマチックトレード
松村博史
大阪市内の自宅から
証券会社に口座を開くと、トレードするためのツールとして各社工夫をこらしたものを顧客に提供している。
- WEB発注ツール
- リッチクライアントの発注ツール
- ガラケー用ツール
- スマホ用ツール
これらは代表的なものでネット証券であればほぼすべて提供している。
ところがエクセルで注文できるツールを提供している証券会社もある。
楽天証券と岡三オンライン証券
どちらもRSSという名前で出している。ちなみにリアルタイムスプレッドシートの略。
今検索してみたが、上位2ページは楽天証券のもの。ということは岡三オンライン証券のものはあまり知られていないらしい。
楽天証券の場合はマーケットスピードというリッチクライアントのツールを自分のPCで走らせて、エクセルにアドインをインストールすると、株の価格、日経225の価格がリアルタイムで取得できる。
その価格を元にし、エクセルの各セルに計算式を入れ、特定のセルに売買のフラグが書き込まれるようにするとサインツールが出来上がる。
サインを元にIEを操作するVBAをかけば自動注文出来上がりです。
とここまで書いて、アドイン、計算式を入れフラグが立つ、IEを操作するVBAなど、一般的には難しすぎる内容が含まれていることに気づいた。
岡三オンライン証券の場合は、マーケットスピードのようなものは必要なくエクセルにアドインを入れると直接価格を取得できる。
さらに発注用関数もありIEを操作する必要もない。
楽天版よりかなり楽。
が、こちらもアドイン、サインを出すまでの式、発注用関数などなど、エクセルスキル、プログラミングスキルを修得するだけでも大変そう。
しかしながら、自動売買できることはできるので興味ある方は挑戦する価値有りだ。
お待ちしています。
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