テクニカル指標を勉強し始めた時、一番初めに出てくる指標がおそらくこれ。平均はわかる。移動ってなんだろう?って思ったことがあります。
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自動売買プラットフォームの老舗
オートマチックトレード
松村博史
大阪の事務所から
チャートを見ながら投資をされる方ならば移動平均線ってことばはご存知だと思います。
この仕事を初めて間もないころの話です。文献を読めば移動平均線の意味はわかる。
5日移動平均線ならば、今を起点に5日間の終値を平均した値を出しチャート(グラフ)上に点を打っていきます。
明日になれば明日を起点にした5日間、明後日になれば明後日を起点とした5日間です。
ですので点の位置は価格の上下動により当然ながら動きます。それをつないだ線が5日移動平均線です。
詳しい説明はいろいろなサイトにございますので、そちらに任せておきますね。
小学生の頃、「海」という漢字の書き取りをしていたら、ふとどうしてこれは海って読むんだろうなんてことを考えて何日も考えてしまったことがあります。
今回も同様、どうしてこのようにして求めた線のことを移動平均っていうんだろうって。 思い出したら止まりませんでした。
偶然仕事場の近くに某証券会社がございまして、そこのチラシでテクニカル指標セミナーというものが入っておりました。
すでにプラットフォームは組み上げた後でしたから、テクニカル指標についてそれなりの知識はありました。
でもどんなことを教えてもらえるんだろうという好奇心で参加したことがあります。
内容は初心者向けのセミナーでしたのですでに知っている内容で、自分でもセミナーできそうだなと思いました。
その最中、ふと移動平均はどうして移動ってつくのかってことが気になりだして講師の方に聞いてしまいました。
講師の方はなんでそんな事思うんだって顔で移動平均っていうものだと押し切りました。困らせてごめんなさい。
そのあとで知ったのが、移動平均の英語「moving average」でした。あ〜これを直訳しちゃったのね。というのが今の私の落とし所です。
さて、一見くだらないことを不思議に思うこと、私にはしょっちゅうあるのですが、これって大事です。
そこからいろいろなことが広がって、なにか新しいことが出来たりします。
自動売買の世界ではボラティリティが低い時はうまく機能しないというのが定説ですが、ホントかなというところから我々の試行錯誤は始まりました。
常に逆張り戻ることを期待してエントリーする。それをひたすら繰り返す。
出来上がったのがトレトレシリーズです。FXと225で取引できます。
レンジ相場の時はめちゃくちゃ稼ぎます。
しかしながらグリッド型のメリットデメリットでも書いたようなデメリットもあったので、それを補うような工夫を考えました。
まだ検証段階ですので、出来上がりましたら説明させていただきたく思います。