9回目のヒット
現在の実質損益 約$-186
多い方の玉が 39 少ない方が27
必要証拠金 約$60
TRE-FOXにとっては反転を繰り返す相場は辛い相場です。
この表は建玉の数を表しています。実際にはこのマス目の数字✕基本量が建っている玉数になります。基本量は1,000または10,000です。
合計欄のSの合計とLの合計で必要証拠金が算出できます。この実践報告で使っている口座はレバ200倍、両建てしたときは多い方と少ない方の差だけ証拠金が必要という口座です。基本量は1,000です。
多いほうが39少ない方が27、その差12 12×1,000=12,000。これだけの玉を建てるのに必要な証拠金が$60ということになります。
TRE-FOXのもっとも簡単な組み合わせの最初の状態はこうです。
最小がAセットBセットの1ペアです。現在実践したことのある最大は3ペア6セットです。
また数字を倍率をかけることができます。倍率1のときを1枚モードとよんでいます。
まずは1ペア2セット1枚モードの動かし方から覚えましょう。
前提、現在の価格を起点として自分の決めた値幅だけ上下にどちらかに動いた時に売買の行動をおこす。この値幅のことをステップと呼びます。
今回はステップを50pipsとします。
ルール1 全決済できるかどうか考える。全決済とは対象のセットの玉を全部決済する事を言います。
ルール2 全決済できないときは価格進行方向と逆方向の玉を1×倍率だけ建てる。
ルール3 リーチになるかどうか考える。リーチとは価格進行方向にもう1ステップ進んだら全決済できる状態を言います。
ルール3-1 リーチになる場合は対のセットを初期状態で追加する。
ルール4 リーチにならない場合。価格進行方向の玉を5×倍率だけ建てる。
これが基本ルールです。詳しいことはこちらにオリジナル手法がございますのでご参照下さい。
このルールどおりに計算し計算機が出した答えがこれです。
上がった場合、Bセットが前決済できます。Aセットはリーチに出来ますので再びBセットが作られます。
TRE-FOXのルールはさておき計算機をつかったTRE-FOXの実践の仕方を説明します。
見るところは合計かつその時の状態の上の部分です。4つのマスがあります。このそれぞれが注文の指示をしています。
右上から行きます。2と数字があります。これは98.30に建っている買い玉を2つ決済するという意味です。注文の仕方としては98.30の買い玉2つを売り指値98.8 です。
その左の1の数字は98.30に建っている売り玉を1つ決済するという意味です。注文の仕方としては98.30の売り玉1つを買い逆指値98.8です。買いと売りの数字を同じにすると片方だけしか約定しないというリスクがつきますので、厳密には少し離した数字になります。
その下の4の数字は98.8で売りを4つ建てるという意味です。新規売り指値98.8です。
その右の6という数字は98.8で買いを6つ建てるという意味です。新規買い逆指値98.8です。
どうです?TRE-FOX(旧ぱや手法)を理解していなくても計算機の指示に従っていれば手法を実践することができるようになるのです。
次に下に行った時の図を載せておきますので、どのように注文すればいいのか考えてみて下さい。
上に上がった時と逆の注文になりますね。
次回2ステップ目に動いた時を説明します。